KAZUKI ODA
織田 和希

ファーストドア分譲事業部 建設統括部
東日本ブロック 埼玉・千葉エリア 課長
2014年入社
東洋大学

INTERVIEW11

本当の働きやすい環境は
ここにある。

腑に落ちない仕事は
したくないし、
されたくもない。

4つのエリアで施工管理職を統括する立場になりましたが、今も昔も変わらず一人の管理者としては、筋の通った環境を提供すること。一人の人間としては筋を通して働くこと。をスタンスとして貫いています。

ですから私は発言や行動のひとつひとつにも拘りたい。関わるスタッフが多い中で、私の対応に相手がどう感じ取るのかなどを、客観的に検討を重ねながら表現するように気を配っています。最低限、自分が言われて不快に感じないこと。耳障りが良いこと。この辺りは自分の軸として守っています。

管理職という立場で、スタッフに仕事を振る立ち位置ではありますが、仕事を振った以上に私がきちんと仕事に取り組まないと、お互いのバランスが取れないと思っています。人に何かを頼む時、私はそれ以上の責任を背負う覚悟でいるつもりです。それぐらい、お互いに責任と結果をコミットし合う、筋が通った組織であることが強固なチーム作りには欠かせないと思っていますし、結果風通しが良くなり、働きやすい環境が生まれるのではないでしょうか。

もちろん組織に属している以上、理不尽と捉えられかねない指示もあるとは思います。それでもなるべく私の中で筋が通るように物事を噛み砕いた上で、飲み込みやすい情報に変換してスタッフへ落とし込むように努めています。実際、どのぐらい先を見越して会社のことを考えているのか。この距離感の相違が理解への障壁になることがほとんどです。そう考えると自ずとコミュニケーションのスタンスも見えてきます。

組織と個人、お互いの成長を
両立させる環境を。

会社が急成長を続けているので、施工管理職を預かる身としては、品質と回転率を向上し続ける事は私の命題でもあります。その為にも、これまで以上に人材育成への取り組みが重要度を増しているように感じます。私が直接指導できる人数が限られてくる中でも、エリア拡大に伴う施工管理職の需要は高まり続けています。このあたりのギャップを埋めるための教育制度や受け皿を整えていくことも、私の今後の課題です。

組織として、業務の簡素化や効率化はこれまで以上に大事になるでしょう。しかし一方で、だからこそこれから重宝される施工管理職は、建築分野における造詣が深いことが同じくらい重要になるはずです。この相反する要素をきちんと集約し、組織に、個人に落とし込んでいくことがこれからの私らしい筋の通し方になります。