職種紹介
施工管理の仕事
施工管理は
「工程管理」「品質管理」
「安全管理」「原価管理」を
管理します。
施工管理は、現場における適正な進行指示・品質と安全の確保・費用の管理調整などを担う存在です。 職人さんや現場周辺環境の安全を第一に、暮らしに不具合がないよう作業の品質管理を徹底します。そして決められた予算と工事内容の兼ね合いを考えながら、工程通りに工事が進むよう数多くの職人さんをマネジメントしていきます。各職人さんがいつどのタイミングで作業して撤収しなければならないのかを日々刻々と状況が変わる中で現場を読む力が必要です。
施工管理の心得
スーパー営業マンになるための心・技・体がつまっています。
私が作業着とヘルメット？私が現場監督？家を私が建てるの？体力ないし無理だよ。など思われる方も多いのがこの職種。なかなか想像しにくいかとは思います。でも安心してください。家はあなたが建てません。そして体力よりむしろダンドリ力やコミュニケーション能力、つまり営業力の真価が問われる職種だと言っても過言ではありません。
一手、先を読む力。
家を建てるために、様々な職人さんが次から次へと出入りしていきます。土地の整地やコンクリート基礎工事を担う土木業者さん、木造躯体を組み上げる大工さん、躯体の周りに足場を作る鳶職人さん、電気・水道・ガスなどライフライン関係の設備業者さん、竣工前に家を掃除する美装業者さんなど。各作業を決められた工期に間に合うよう施工管理が各業者さんのスケジュールを調整します。つまり、先手先手で人・モノを動かしていくダンドリ力が必要になるのです。
人を最大限に活かす力。
施工管理が現場を管理していくうえで大切なことは、工事に関わる全ての人たちとの人間関係です。問題なく現場を回していくには、職人さんや業者さんとの情報共有やコミュニケーションが欠かせません。あなたがその時々の立場でどう気持ちよく動いてもらうかを常に考えたコミュニケーションが必要になります。つまり現場の司令塔である施工管理との信頼関係の深さがそのままパフォーマンスに跳ね返ります。さあ、あなたがチームの監督ならどのようにチームを勝利に導きますか？
チームで作りあげる喜びを
一番近くで。
社会に出て、人がたった一人でできることなどたかが知れてます。たとえ、アーティストなど個人の才能で生きている方でさえ、きっと誰かに支えられているはずです。施工管理の仕事は、現場監督となったあなたのチームで家を作りあげる達成感が醍醐味であり、その成果をどの職種より一番身近に感じることができる仕事です。チームを束ねたものづくりのやりがいをぜひ堪能してください。
