HIROMI SUZUKI
鈴木 弘美

KIS戸建分譲事業部 建設部
西東京建設課 課長代理
2017年入社
帝京平成大学

INTERVIEW07

貫いてみろよ

逆境にこそ、
日々の信頼関係が生きてくる。

仕事の楽しさも感じ始めた入社4年目に試練は訪れました。概ね一人の施工管理が受け持つエリアは3つ程度なのですが、私は9つのエリアを担当していました。受け持つ現場数が圧倒的に多かったんです。そんなタイミングで妻が二人目の子どもを妊娠。つわりが重い体質で病気も患い、入退院を繰り返していました。長男がいるので、保育園の送り迎えや家事も私が面倒みなければいけない状況だったんです。

困難な状況下を乗り越えることができたのは、業者さんからの多大な協力のおかげです。私の労働時間を減らすためを思って、躯体の各検査で指摘が入らないよういつも以上に丁寧で素早い作業を実践して下さいました。
1〜3年目で築き上げてきた業者さんとの信頼関係が生きた瞬間でした。もちろん会社が福利厚生以上に個々の状況に合わせた働き方を柔軟に認めてくれるからこそなのですが、限られた時間で日々、どう仕事を進めるか自問自答しながら、新たな成長ができる機会だと認識を改め、乗り切った一年でした。

格好良い背中であり続けたい。

結局、どんな状況に置かれてもめげないことが大切なんだなと思いました。誰もが整えられた環境の中で、一本調子の右肩上がりで成長するわけではなく、他人のせいにしたくなる環境だったり、壁にぶつかり落ちるものなのですが、その落ちた時にもなんとかめげずにコツコツこなし、いかに這い上がれるかがプライドの見せ所です。

仕事は、ただこなすだけだと非常に簡単だと思うんです。でもそのような仕事への姿勢では、知恵も工夫もなければ挫折からの成長も期待できないのではないでしょうか。10年後、20年後に後輩からどう見られているだろうか。「鈴木さんみたいになりたい」と言われるような恰好良い背中を見せていられるようになっていたい。逆風な状況だとしても格好悪い自分は見せたくないということです。そのためには、正面の問題に一つ一つ真摯に、筋を通して対応していくしかないと思います。

最高の物語を子どもたちへ。

6年目になった今、客観的に建設課全体を俯瞰した時、品質は格段に上がったと感じます。現在、ケイアイが住宅供給数日本3位なので、もうひと踏ん張りすれば、日本一も夢じゃないところまで来ました。私にしかできないことがある。そして周りの人達それぞれにしかできないことが重なり合い、全員が、当事者意識を持って行動していけば、間違いなく日本一になると確信しています。

いつか、子どもたちが私の仕事に興味を持つ日が来ると思うのです。その時に自分で自分を誇らしく思いながら、日本一への物語を子どもたちに話してやれたらかっこいい父親ですよね。