近隣住民と楽しく暮らす。
家族とも心地よい距離感で暮らす。

縁側で交わり、回廊と離れが心地よい距離を保ちながらも家族の気配を感じる安心感を創出した本プロジェクト。人と街が緩やかに交わり、地域交流にもつながる新たな暮らし方がコンセプトの都市型分譲住宅です。壁も塀も無い外に開かれた緩やかな境界“縁側”は家族や近隣住民が気軽に集まる交流の場としても機能します。一方で、庭を介して配置された「離れ」は在宅ワークや子育てなど多様化する暮らしに応じた“間”をデザインしました。

疲弊しない暮らしを。

このプロジェクトの背景には限られた敷地に住宅を建てる為に、庭や居心地の良い余白の空間が犠牲になっている都市部の住宅事情がありました。人も建物同士も密接することで緊張感を招き、マチとヒトのつながりを分断するだけではなく、人と人(家族同士も含めて)のコミュニティ低下を招いた要因にもつながったのではないでしょうか。

そんな都市部の窮屈な暮らしを解決すべく、ケイアイスター不動産が提案したのは『都市部で疲弊しない暮らし』です。“個”の主張を尊重しながら人と人、人と街の関係が自然体でゆるやかに繋がる住まいを目指しました。