CROSS TALK
クロストーク
互いに筋を通し合い、
組織を鍛える環境で。
TALK WITH
KIS戸建分譲事業部 建設部
千葉・埼玉東エリア 次長
伊藤 竜也
2016年中途入社。千葉・埼玉東統括エリアの施工管理責任者。日本一を目指す姿勢に共感し、ケイアイスター不動産へ入社。3年連続「ファイブスター」受賞。
KIS戸建分譲事業部 建設部
西東京エリア 国分寺建設課 課長代理
西山 弘晃
2017年新卒入社。BIGBANG9期生。1年目に新人MVPを受賞し、2年目には越谷建設課発足に伴い、伊藤次長と共に立ち上げメンバーに抜擢。3年目から2年連続「フォースター」受賞。
先輩から後輩へ。
脈々と受け継がれる
ケイアイスピリッツ。
- 西山
- もともとケイアイを選んだきっかけは、社会人生活を部活みたいに打ち込めるような環境で過ごしたいという想いからでした。高校時代に野球を必死に打ち込んだにも関わらず、大学4年間では部活を本気でやってるわけでもなく、何となくバイトと遊びで楽しく過ごしているだけという乾いた日々に嫌気がさしたのが大きいですね。本気で打ち込むならケイアイしかないと思い入社したのをよく覚えています。
- 伊藤
- 新入社員は熱い想いさえあれば、おんぶに抱っこでいいと基本的には思っています。先輩の現場に同行して、仕事の流れや知識をつけていけばいいのですが、西山くんは、自分で勉強するという自立心と意欲が溢れていたので早い段階から一度、私から手離れさせて一人で現場を持たせてみようという流れでしたね。
自立のタイミングは言葉遣いに表れるんです。仕事への考え方とか自分なりの主張が相談内容に含まれてくるんですね。ですから「これどうしましょう?」という質問から、「これ自分はこう思うけど、どう思いますか?」という自分なりに考えた言葉に変わるんです。そのタイミングを見極めて、より成長できる環境を与えてあげることが私の仕事だと思っています。
- 西山
- 悩み事だったり問題が起こったら、伊藤次長がお休みの日でもしょっちゅう電話しちゃいましたもんね、僕(笑)
- 伊藤
- そうね(笑)でも上司が上司であるためには、部下を預かる覚悟を持たないといけないと思っているんです。それは必ず育てるという覚悟です。ですから休日であろうが部下からの電話は絶対出ますし、相談にも時間を割いて当たり前だと思いますね。
- 西山
- 私が2年目の時に伊藤次長がおっしゃった 「若手は学び、育つ義務がある。」 という心に響いた言葉があるんです。会社が、仕事の成果を生み出せなくてもお給料を渡しているのは成長への投資である。という意味なんですけど、あの言葉を聞いてこれは遠慮しては逆に上司に失礼だなと思ったのを覚えています。
- 伊藤
- だからこそ、上司にも「育てる義務」があるんですね。だから部下を頭ごなしに叱る人や野放しにしちゃう人、逆に甘やかしちゃう人っていうのはそれは教育者として責任を果たしてないと思います。だから厳しいことを言うべき時には言います。責任や義務に対してきちんと筋をお互いに通そう!!ということですね。
- 西山
- 常日頃、物事の判断に対して筋が通っているのか通っていないのかをよく問われた記憶があります。答えを教えてもらうというよりも深く考える癖をつけてもらいましたよね。
- 伊藤
- 筋通しておかないと負けちゃうんです。借りを作ることになるんですね。筋通しておくってことは日々、人間関係の貯金をしているようなものなんです。人間関係の借金をしちゃうと弱くなっちゃう。いつも助けられてばかりだと職人さんに言えないじゃないですか。だからそういう意味で筋を通せって言ってるんですね。そういう高いレベルできちんと責任と義務を果たし合う組織でありたいと思っています。
失敗に立ち向かう姿勢が
自信に変わる瞬間。
- 西山
- この4年間で一番成長したなと思うことは、折れない心です。少しでもたくさんの家を管理したいと手を上げ続けたので正直、失敗も数多く経験してきました。当時は、施工に関する知識も建築に関する法律も知識不足で、かつ経験も不足していたので、現場で痛い目をみながらその度に一つ一つ積み上げてきました。成長の栄養分は失敗から逃げない姿勢だと思います。その折れない心さえ掴めれば、これからたとえどこで何をしようが戦っていける自信はありますね。
- 伊藤
- ケイアイで施工管理の仕事をやっていたら早々に心が折れない屈強な人間になれると思いますね。よく心臓に毛が生え出したなって笑い合ってますけどね。西山くんも忍耐強くなったと思いますよ。知識も経験もなく、自分の思い通りに行かない頃は、失敗したり、時に叱られたりする度に他人や物事に対して怒っていたように思います。
が、彼は今物事の原因を見ているんですね。「どうしたら失敗しなかったんだろう」という具合です。原因を自分の中に見出し始めたんです。その思い通りにいかない状況に対して、一歩引いた管理する目線で物事を考えられるようになったなって最近は特に思いますね。見ているベクトルが明らかに変わりましたよね。
成長した自信はありますね。
- 西山
- 被害者面っていうのはなくなりましたし、こんなこと言われて腹立つっていうより、なぜあの人はこう言ったんだろうって相手のバックグラウンドを凄い考えてから、アプローチするようになりました。すると、職人さんや業者さんともうまくコミュニケーションがとれるようになって。そうすると管理の仕事はほぼ成功したようなものです。最高の家づくりをチーム一丸となって目指す体制を整えることが私たちの一番の仕事ですから。
- 伊藤
- 本音を言うと、西山くんに限らず若手の仕事には手を挟みたくなるんです。自分で手を出した方が正直楽に現場は回るので。でも、手を出してしまうと間違えない部下が育つじゃないですか。でも、間違えて挫折して泣いてもらわないと人間的にも成長しないんで。悔しい思いをした方がもう一回り成長した人間になれると思うんで。
- 西山
- いつも抜群なタイミングでフォローしてくださいますもんね。私も部下ができて指導する立場にもなりました。「せこさは他人に見抜かれている」と言う私の好きな言葉があるのですが、せこい上司、せこい人間にだけはならないよう伊藤次長が創り上げた上司も部下も互いに筋を通し合う最高の環境を守り、大きくしていきたいと思っています。