「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
ケイアイスター不動産株式会社は、この度「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しました。なお、当社としては、初受賞となります。
受賞商品縁廊の間
"縁廊と離れ" が暮らしに交感を創出 都市型分譲住宅の新たなスタイル
- カテゴリー
- 商品化・工業化住宅
- 受賞対象の一般名称
- 都市型戸建て分譲住宅
縁側で交わり、回廊と離れが心地よい距離と気配を感じる安心感を創出。
ヒトとマチが緩やかに交わり、地域交流にもつながる新たな暮らし方がコンセプトの都市型分譲住宅。
リビングと一体化された縁側は家族や近隣住民が気軽に集まる交流の場。
庭を囲む回廊が緩衝地帯となり、母屋と離れが庭を介して互いの気配を感じる心地よい距離感を創出する。
審査員による評価コメント
「離れ」がある家は、昔からよく見られた形式だが、近年になってその可能性は、再発見されているのではないか。
家の中に閉じ籠るのでなく、家族と程よい距離を取って行う活動、別々に流れる時間は、家族関係の良い潤滑油にも
なるだろうし、家で過ごす時間を豊かにしてもくれる。特にコロナ禍を経験した社会において、その価値は一層重み
を増している。
その「離れ」を、敷地分割の周到な計画によって隣家と絡み合うように配置したのは、秀逸である。
「離れ」が、単に家族間で共有されるのではなく、お隣さんとも絡み合う切っ掛けの場にもなりそうだ。宅地開発に
おいて見習うべき姿勢である。
Inspiration温故知新
インスピレーションを感じたのは日本建築の特徴ともいえる縁側と離れ。
縁側は、家族の快適な場所だけでなく、近隣住民とのコミュニケーションスペース。
離れは母屋とは別棟に建てられ、一定のプライベート性を確保できることから
在宅ワークや趣味など多様化する暮らし方に最適なスペース。
縁廊と離れが暮らしに交感を創出。
敷地分割と配置・ゾーニングの新たな提案。
分譲住宅に於いて一つの建物を2つに分ける(母屋と離れ)という新たな発想
それぞれの配置と大きさに沿ってゾーニング計画後に敷地を分割。
庭と離れの配置の工夫で風の流れ、陽当たりなど自然に対する合理性も担保。
縁側と回廊が分譲地全体をつなぐだけでなく地域ともつながるデザインを目指した。
縁側、回廊、離れが創る空間は
家族や地域との心地よい距離だけでなく「光・風・空」など自然とのつながりも創出する
-
2棟の離れに高低差を付ける事で
採光を確保平屋づくりの離れが上階からの視線を遮り坪庭、
縁側、離れの1階部分のプライバシーも確保する -
坪庭を介し、回廊でつながる
母屋と離れ建物の隙間から外部や隣棟が垣間見えることで
心地よい距離と気配を感じる安心感を創出する -
坪庭と離れで
プライバシー性を確保縁側が地域住民と緩やかにつながる社交の場
新たなオープン外構のデザインスタイル
フォトギャラリー
物件概要
物件名:縁廊の間 「縁廊と離れ」が暮らしに交感を創出 都市型分譲住宅の新たなスタイル /
所在地:東京都 / 敷地面積:(1号棟) 建築面積:62.20㎡ 延床面積:100.78㎡ (2号棟) 建築面積:53.41㎡ 延床面積:97.09㎡