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プレスリリース

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ケイアイスター不動産グループに関連するプレスリリースの記事を掲載しています。

2021.03.22

経済産業省 令和2年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」に初選出

~働きやすい環境づくりと職人の育成で事業の継続的拡大を実現~

この度、ケイアイスター不動産株式会社(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二 以下 「当社」と言う。)は、経済産業省が平成24年度から実施している「新・ダイバーシティ経営企業100選」に当社として初めて選出されました。

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■評価ポイント

当社では事業拡大と業績向上を目指すうえで、女性が働きづらい業界特性と職人の高齢化・後継者不足への対応が急務となっていました。
そこで2016年に「不動産業界女性活躍No.1」を掲げ、2017年には社長指示のもと「ダイバーシティ推進室」が設立されました。男女、国籍問わず全ての従業員が仕事を通じて誇りを持てる会社にすることを目指し、本格的な取り組みを開始しました。

①女性活躍の推進
2016年に発足の、女性従業員だけで構成された「K女ミライプロジェクト」では、様々な部署の第一線で活躍する女性従業員の目標設定や達成に向けた行動などを題材に議論し、その様子を発信することで当社の女性従業員の指標を示すことを重視しました。それ以外にもパパママセミナー等の社内における多数の啓発活動の他、時短・時差・在宅勤務制度の導入等、働きやすい環境の整備を進めてきました。

②職人の自社育成
職人の後継者不足については2012年にクラフトマン(社員職人)制度を発足し、職人の自社育成を目指してきました。国籍問わず優秀な技術者を育成するため、若手従業員の育成に加え、2013年にはベトナム人の雇用も開始しました。職人の世界特有の「自ら見て覚える」という風潮にあって、あえて「教え育てる」OJTを取り入れた育成プログラムを採用し、昇級時の試験だけでなく定期的な試験を行うことで技術の習得を効率化しました。

上記の取り組みによって、2016年には初の女性取締役を1名輩出、さらに新卒で入社した女性従業員1名が執行役員に就任しました。2020年の女性管理職数は2016年の17倍となり、営業を行う女性従業員数、女性現場監督数も大幅に増加となりました。また、産休を取得する女性従業員数も当時の3倍となり、産休・育休復職率は2016年以降100%を達成しています。職人の育成においても、クラフトマン制度や働きやすい環境の整備により、優秀な人材の育成を実施しました。その結果、2年連続、合計2名が国土交通省「優秀外国人建設就労者」に表彰されました。

■令和2年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」とは

経済産業省がダイバーシティ経営(※1)に取り組む企業のすそ野拡大を目的に、平成24年度から実施している、多様な人材の能力を活かし、価値創造につなげている企業を表彰する取り組みのことです。これまでの8年間で268社が選定されました。

※1…ダイバーシティ経営とは
「多様な人材を活かし、その能力をが最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」のことです。

https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/kigyo100sen/entry/r2ouboyouryou.pdf

 

 

 

参考資料