2017.03.28
品質向上奮闘記Vol.9
「安全パトロール」(品質管理部Vol.2)
3月17日に千葉県流山市の現場にてマイスターズと合同の『安全パトロール』を開催いたしました。
品質管理部では「現場の整理整頓・マナーの向上と安全ルールの徹底」を目的とし、定期的に現場のパトロールを行っています。
更に、2ヶ月に1度は品質管理部のメンバーに加え、ケイアイスター不動産の建設工事に携わっていただいている、大工さんなどの職人さんや設備屋さんなどの協力業者様(通称マイスターズ)の方々にも参加いただき、合同で安全パトロールを行っております。
今回は、その安全パトロールの様子をお伝えしたいと思います。
30項目を超える検査内容
安全パトロールでは30項目を超えるチェック項目があり、その内容は安全管理から現場清掃まで多岐にわたります。
検査内容の一部をご紹介させていただきます。
■現場作業者の安全を確保するもの
ヘルメット着帽の有無、落下防止の安全帯の着用、使用している機械・工具の安全装置を使用しているか、等
■近隣住民の方々への迷惑防止
ラジオを聞いていないか、路上駐車車両はないか、落下物の飛散防止のメッシュシートは剥がれ・たるみがないか、等
■現場の整理整頓
前面道路に資材が落ちてないか、土足厳禁の徹底、資材が濡れないよう養生してあるか、トイレは清潔か、等
この他にも様々な箇所を検査しております。
今回パトロールを行った現場は全体的によく整理されていましたが、一部で少し雑然とした部分もあったため、更なる整理整頓を声掛けいたしました。
是正事項が見つかった場合は、写真を撮影し「現場の担当監督と施工課長へ報告」⇒「担当の現場監督が是正」⇒「施工課長と品質管理部へ写真含む報告書提出」【是正完了】 という流れが義務付けられており、早急に是正を行っております。
会社と職人が一体となって現場を作る
安全パトロールの際にはKEIAIの安全ルールの読み合わせを行います。
安全に対する意識付けと、現場のルールを共有することで、担当やエリアによって品質がバラバラにならないよう意識統一をしています。
特徴的なのは、これらの試みを社員だけではなく協力業者様(マイスターズ)も一緒に行っているという事です。
会社から職人に「やってください。直してください。」と一方的に指導することは簡単ですし、多くの会社が取り組んでいることでしょう。
しかし、現場を持つ職人自らが検査に赴き、同じ立場の職人に指導するというのは中々ない取り組みであると思います。
安全パトロールに参加したマイスターズは、次は自らが他のマイスターズの模範となり、安全で美しい現場を作っていくのです。
「1000日ゼロ災害」を目指して
KEIAIの建設本部では現在「1000日ゼロ災害」を目標に掲げており、安全パトロールもその一環として始まったものです。
安全な現場は生産性を上げ、品質を向上させます。
また、KEIAIでは現在、『日本一きれいな現場』を目指して現場美化に取り組んでおります。
美しい現場はお客様や周辺住民にとって気持ちが良い事はもちろん
整理整頓された現場は施工ミスも減り高品質な住宅の提供に繋がっていきます。
これからも品質管理部はKEIAIの高品質な住宅をお客様に届ける為、尽力してまいります。