2017.01.31
品質向上奮闘記Vol.7
現場勉強会“納め方”を開催
1/13に千葉県松戸市の現場にて、和室を中心とした“納め方”の勉強会を行いました。
建設部では、定期的に現場での勉強会・意見交換の場を設け、より高品質で精度の高い住宅が提供できるように取り組んでおります。
“納め”とは、材料と材料が接合する部分の、加工方法や仕上げ方のことをいいます。
この“納め”がきれいなことを「納まりがよい」と言い、高品質な施工の指標になっています。
すべての職人たちは、この“納め”がきれいに仕上がるように仕事をしています。
この納め方には様々な方法があり、その職人や施工会社の考え方によって異なります。
KEIAIの住宅にとってどんな納め方が最も適しているのか、また納め方の統一を図ることで高品質な家づくりを実現する事を目的として開催しました。
和室の“納め”
KEIAIでは廊下やフローリングの部屋と和室の段差をなくし、小さなお子様からお年寄りまで、誰もが快適に暮らせるバリアフリーな住宅にするため、洋室と高さが均一になる『薄畳』を採用しています。
一般的な畳の厚さな約55mm程度のものですが、薄畳は約13~15mm程度の厚さとなっております。昔は和室の床下地を下げて、洋室の高さと合わせていましたが、今では薄畳を使う事で、畳をフローリングの厚さに合せるのが主流となっています。
昔ながらの畳職人が行っていたような“納め”が薄畳ではできなくなったため、どのように“納め”ていくかは職人や監督によってやり方が異なっている点でもありました。今回はこの薄畳の和室の“納め”の統一を図ることで、施工品質を均一化いたしました。
一般的な畳の厚さな約55mm程度のものですが、薄畳は約13~15mm程度の厚さとなっております。昔は和室の床下地を下げて、洋室の高さと合わせていましたが、今では薄畳を使う事で、畳をフローリングの厚さに合せるのが主流となっています。
昔ながらの畳職人が行っていたような“納め”が薄畳ではできなくなったため、どのように“納め”ていくかは職人や監督によってやり方が異なっている点でもありました。今回はこの薄畳の和室の“納め”の統一を図ることで、施工品質を均一化いたしました。
外壁ふかし壁の“納め”
「外壁ふかし壁」とは、外壁を他の壁よりも若干厚くする事です。外壁ふかし壁を採用することで、立体感のあるオシャレな外観デザインの住宅になります。特に北側道路の住宅では、外観が凹凸のないのっぺりしたデザインになりがちなので、このふかし壁を利用することで立体的で高級感を感じる佇まいになります。
一見良い事ずくめに思える「ふかし壁」ですが、実は凹凸を増やすことで雨漏りの危険性も上がってしまいます。そのため施工の際には綿密に防水シートを施工したり、丁寧な“納め”をすることが必要です。
今回は実際にふかし壁を採用した物件にて、“納め”についての意見交換を行いました。
一見良い事ずくめに思える「ふかし壁」ですが、実は凹凸を増やすことで雨漏りの危険性も上がってしまいます。そのため施工の際には綿密に防水シートを施工したり、丁寧な“納め”をすることが必要です。
今回は実際にふかし壁を採用した物件にて、“納め”についての意見交換を行いました。
勾配天井や階段の“納め”
他にも「勾配天井」や「階段」など、“納め”が複雑な施工箇所についても積極的な意見交換が行われました。
勾配天井というのは、天井が斜めに勾配になっている天井の事です。分譲地全体の配棟計画を考えているKEIAIでは、北側住居への日当たりを考慮し、北側の屋根を下げる勾配天井を採用する場合があります。
今後も更なる品質向上に向けた、様々な研修や取り組みの紹介をしてまいりますので、お楽しみに。
勾配天井というのは、天井が斜めに勾配になっている天井の事です。分譲地全体の配棟計画を考えているKEIAIでは、北側住居への日当たりを考慮し、北側の屋根を下げる勾配天井を採用する場合があります。
今後も更なる品質向上に向けた、様々な研修や取り組みの紹介をしてまいりますので、お楽しみに。