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プレスリリース

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ケイアイスター不動産グループに関連するプレスリリースの記事を掲載しています。

2021.08.31

RPA・AI-OCR技術の活用により本格運用開始から約20,000時間の工数削減に成功

2022年3月期第1四半期の3か月で約6,000時間の削減

ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役/塙 圭二 以下 「当社」と言う。)は、RPA・AI-OCRの活用によって、2022年3月期第1四半期で約6,000時間の工数削減に成功いたしました。
導入当初は建築の工程管理に関わるものから着手しましたが、契約に関するものや財務経理に関する事務作業などに範囲を広げ、これまでに活用してきたRPAは累計62事案となりました。2020年2月の本格運用開始から1年5ヶ月で約20,000時間の工数を削減いたしました。

グラフ
導入の背景

当社はIT成長戦略として生産性向上による高回転経営を掲げ、2019年7月に専門部署を新設しました。
不動産ポータルサイトの普及により、購入者との取引にもスピードが重視され、工程管理においても工期短縮など生産性向上は重要項目となっています。新築戸建分譲事業における管理データの情報量は多大であり、集計・分析にかなりの労力がかかっていました。また、当社の成長拡大によって販売棟数が増加し、それに伴って膨らむ業務や人員コストに対しての効率化が課題となっていました。
そこで当社は、購入者と取引の多様性、スピード重視の競争環境における優位性の確立および、購入者のさらなるニーズに適切に応えられる生産体制を整えることを目的に、RPA・AI-OCR技術による徹底した自動化を実現させました。工程管理における工期短縮を実現するために、生産性向上を重点施策として、人手による作業時間を削減しながらスピーディーかつ正確に情報集約できるシステムの運用を進めています。


■導入例
・市区町村ごとに異なるフォーマットの固定資産税の精算手続きの自動化
・定期点検サービス依頼書の入力の自動化
・分譲用地仕入れや造成工事における工程の自動入力

 

今後の展望

現在RPAで作成したロボットが累計で62体稼働しており、単票から一覧への転記や一覧から単票への転記など、従来は人が手作業で行わざるを得なかった業務を自動化し、さらに設計部門における確認申請、確認受理、各部署への図面配布から着工可能日など工程管理のデータ化や問題の可視化を実践しています。2021年3月期は当社グループ全体で約5,000棟を販売し、前年比で約122%、また利益率は95.5%増の成長となりました。このRPA・AI-OCRの活用による業務効率化は、当社の成長拡大の重要な下支えとなっています。
今後もさらなる工数削減を目指し、RPAの基盤を強固にしながら、様々な部署からよせられる個々の業務の自動化ニーズに対して広範かつ迅速に応えていくことで、2022年3月期は30,000時間削減を目指します。

【報道関係者からのお問合せ先】

ケイアイスター不動産株式会社 戦略開発本部 PR課
TEL:03-6551-2345  FAX:03-6551-2346 E-mail:press@ki-group.co.jp

参考資料