2021.06.29
建築現場立ち会い社内アルバイト「Kakemocchi(カケモッチ)」制度をスタート
従業員の空き時間を使って、業務の効率化と生産力UP!
ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役/塙 圭二、以下 「当社」と言う。)と、当社グループのCasa robotics株式会社(カーザロボティクス、本社/群馬県高崎市、代表取締役/細谷 竜一、以下 「カーザロボティクス」と言う。)は、当社従業員の空き時間を使ってできる社内アルバイト制度「Kakemocchi」(以下 「カケモッチ」と言う。)をスタートしました。
背景
カーザロボティクスでは2020年8月より規格型平屋住宅IKI(イキ)の販売を開始し、2021年3月末までの目標棟数190%の受注を達成するなど、大変ご好評を頂いています。一方で、施工エリアが広いうえに、1つの建築現場につき10回から15回足を運ぶ必要があり、施工管理者の移動負担が課題となっていました。そこで、カーザロボティクスでは2021年6月より、広範なエリアにわたり従業員を抱える当社に業務委託する形で、施工管理者の負担を軽減するための社内アルバイト制度カケモッチを開始しました。
カケモッチとは
建築現場で行われる第三者による検査は、立ち会いが求められます。カケモッチは、建築現場のあるエリアにいる当社従業員による立ち会いを可能にする仕組みです。具体的には、IKIの建築現場で行う各種検査のうち、その現場を担当する施工管理者や工事監理者でなくとも実施可能な業務について、当社グループ内のチャットアプリ上で検査予定日に現場に立ち会える従業員を募ります。業務に当たって必要な情報はあらかじめインプットし、当日は応募した従業員が現場で業務を実施し、事後報告もチャットアプリ上で行います。立ち会いをした従業員には、1回の業務につき、所定の手当てを当社が支給します。
この仕組みを導入することで、施工管理者の移動時間を最大20%程度削減が可能となります。その結果、導入前に比べ施工管理者はより多くの建築現場を管理することができ、各種検査も並行して立ち会いを可能とすることで、当社グループ全体の建築現場における生産性の向上を見込みます。
【カケモッチへの応募例】
・打合せで当日現場の近くに行く予定がある。
・出勤途中で現場の近くを通る。
・書類を受取りに外出するときに現場の近くを通る。
【カケモッチで実施可能な業務】
・その現場を担当する施工管理者や工事監理者でなくとも実施可能な第三者による各種検査の立ち会い
今後について
規格型平屋住宅IKIは、本体価格が17坪599万円(税込)~とお求めやすい値段で提供をしていますが、その背景には、アプリでの情報提供やITを活用した無人内覧など、様々な面での業務効率化があります。カケモッチもそれらと同様に、商品提供の中で膨らみがちな人件費や管理費などのコストを抑制する取り組みの一つとなります。
まずは、カーザロボティクスが販売するIKIの施工エリアの内、主に群馬県、栃木県、茨城県各県からカケモッチによる検査立ち会いを開始します。その後、施工管理経験者(現場監督)による立ち会いまたは実施が必要となる検査や自主検査など合計10回程度の検査について、現場の近くを通る社内の施工管理経験者であればだれでも手を挙げられる社内アルバイト制度へと拡充し、施工管理業務のさらなる生産性向上につなげることを検討いたします。