国土交通省が発表した令和３年地価公示によると福岡県は全用途が1.9％上昇し全国で1位となりました。(※3)　コロナ禍の中でも地価が上昇するなど、人口減少が進む日本の中でも活気のあるエリアです。このようなことから今後も住宅需要の高いエリアであると考えられます。
よかタウンは、2000年に創業し2009年より住宅事業に参入しました。福岡市内を中心に実績を重ねたのち、2015年に当社とフランチャイズ契約、その後、2016年4月より連結子会社となりました。
よかタウンでは当社商品である「FiT(フィット)」、「和楽（わらく）」、「Ricca(リッカ)」を販売しており、部材の統一によるコストの低減や、業務フローの改善など、当社グループとしての強みを生かし、高品質だけど低価格な商品の提供を実現することで供給戸数を増やしてきました。
2020年度は、コロナ禍で福岡県の分譲一戸建着工数が前年比 9.7％減(※4)となる中で、よかタウンは 8.7％減にとどめ、着工棟数 630 棟を達成しました。その結果、2019年度に引き続き２年連続で福岡県の住宅着工棟数（低層住宅）１位の実績となりました。
直近の売上高は連結前の約4.3倍となり、2021年５月に熊本県熊本市と佐賀県佐賀市に出店するなど、福岡県を中心に九州エリアでの事業拡大を図っております。

よかタウンをはじめとして、2017年にグループ入りした神奈川県の株式会社旭ハウジング（本社／神奈川県横浜市、代表取締役社長／中倉　孝博）は、連結後による売上成長率は72％増(※6)となり、2019年グループ入りした神奈川県の株式会社建新（本社／神奈川県横須賀市、代表取締役CEO／大口　隆弘）においても連結後の売上成長率は42％増(※6)になるなど、いずれも高い成長率となっており、当社本体の成長とともに、グループ連結売上の向上に大きく寄与しています。成長の背景には、デザインに優れた住宅商品の供給、グループ化の規模を活かした資材コストの低減と安定共有、建築現場でのKIzuku Pro(※7)の導入などDXによる生産性の向上、そして、資本と信用力の向上が上げられます。
当社は、今後も本体の成長ともに、特に新規出店のエリアにおいては、M＆Aによる事業拡大が継続した成長の要因になると考えています。

当社グループの展開エリアにおいて福岡県では2015年以降、住宅供給の実績を伸ばし続けております。（※8）
よかタウンでは、建築現場の生産性の向上を図り、引き続き九州エリアの住宅販売を強化してまいります。また、当社では、各グループ会社と連携しながら各エリア№１の実現を目指すとともに「高品質だけど低価格なデザイン住宅」を提供し、お客様のさらなる「豊・楽・快（ゆ・た・か）なくらしの創造」を目指してまいります。

※8…2021年3月期通期決算説明資料　P43参照
　https://ssl4.eir-parts.net/doc/3465/ir_material_for_fiscal_ym/100054/00.pdf

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