2021.06.09
当社が独自に保有する4万件超のデータベースが可能にしたミツカルPro「用地仕入れAIアシスト機能」開発着手のお知らせ
用地仕入れ判断がAIにより超高速化
ケイアイスター不動産株式会社(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二 以下「当社」と言う。)は、AI(人工知能)を活用した土地仕入れ「ミツカルPro」の新たな機能として、用地購入判断を高速化させる「用地仕入れAIアシスト機能」の開発に着手いたしました。
■用地仕入れ判断をAIで超高速化。ミツカルPro「AI用地マーケティング機能」
当社では注文住宅事業、分譲住宅事業双方の経験があり、双方の活動に際して得られた仲介業者からの仕入候補地データは3万件を超えております。さらに不動産業界のIT企業がビックデータとして収集する事ができず、真似のできない1万件以上の実販売データを保持しております。これらの膨大な実績データと、最新の市況感データを活用し、自社開発したAIに機械学習をさせることで、超高速の買付判断を実現出来る仕入れ体制を、構築してまいります。
■ミツカルProのご紹介
当社が独自に開発した、土地の仕入れにおけるAIテクノロジー活用による価格推定システム、及び開発システムです。このAIによる新たな仕入システムの導入によって、現在の仕入システムに比較して、土地仕入れの生産性の大幅な向上、仕入れ価格の最適化、仕入れ業務の円滑化に繋がると考えています。
■ 開発の背景と概要
当社は2017年に「不動産×IT」の指針を制定。不動産業界の課題解決とともに、お客様のさらなる「豊・楽・快(ゆ・た・か)」な暮らしの創造を目指すため、ITを駆使した新たなサービスの開発に取組んできました。2019年には「IT成長戦略ReTech 5本の矢」を制定し、ビジネスフローの強化や、グループ会社・フランチャイズ加盟店へのIT施策の展開を進めてきました。
主力である分譲住宅事業においては、「KEIAIプラットフォーム」として、仕入から販売にいたるサプライチェーンの各段階にIT技術を導入し、生産性を向上させることに成功しています。
■ 独自のITシステムで仕入れから販売までを統合、「KEIAIプラットフォーム」概要図