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プレスリリース

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ケイアイスター不動産グループに関連するプレスリリースの記事を掲載しています。

2019.06.04

IT成長戦略 ReTech『5本の矢』を決定 

各部門からIT分野専任者を招聘し、「不動産×IT」を業界トップ水準実現へ本格展開

関東を中心に不動産の販売を行うケイアイスター不動産(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二)は、今後の住宅供給数拡大に向けた新たな取り組みに挑戦するため、令和元年を当社のIT成長元年とし、より早期に「不動産×IT」を業界トップ水準に実現すべく、本日の取締役会においてIT成長戦略を決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.IT成長戦略決定の背景

IT技術を駆使して有用性や付加価値を高めた先進的サービスを提供する取り組み「不動産テック」はReTech(リーテック)などとも呼ばれ、業界的にも革新が始まりつつあります。

不動産テックが必要とされる背景の一つとして、不動産取引における業者と消費者間での情報格差があり、十分な情報が開示されないことで一般消費者が不利益を受けないようにする仕組みなどが求められています。この状況に対し、国土交通省においても、こうした情報格差を解消すべくIT技術を活用した取り組みが検討されています。

当社では、2017年より不動産テック導入による変革を進めてきており、昨年からは、グループ会社が運営している加盟店制度「KEIAI.NET」にて、不動産仲介会社の商談サポートとしてAI(人工知能)コンシェルジュによる住宅商品の物件案内やセールストーク、VR(仮想現実)による物件内覧システムなどITツールを活用した販売向けのIT導入を行い「不動産×IT」の実現に向けて取り組んでまいりました。

2.IT成長戦略概要

当社では、2018年10月にIT推進室を設置し、各部門からの選任選抜に加え、リクルート、SONY、楽天、オージス総研等でIT分野における知見と経験を積まれたスペシャリスト人材達を招聘し社長直轄でIT化を推し進めてまいりました。

今回のIT成長戦略の軸を「5本の矢」として社内外へ取り組みを推し進め、最短で年間販売棟数5,000棟と、住宅供給数日本一の実現へ向けて邁進してまいります。

■IT成長戦略ReTech『5本の矢』

≪ 1の矢 ≫
商品力向上:顧客の課題をダイレクトに解消するAI、IoT、VR/AR/MR、Cloud活用「新商品開発」「顧客体験の向上」「ケイアイの家だからこその付加価値」
 → 同じ立地、価格帯で競合と比較された際、当社が選ばれる商品競争力・競合参入障壁を確立。
≪ 2の矢 ≫
高回転経営:AI、BI、RPAを活用したデータドリブン経営
(※1)による、在庫回転率、生産性向上
→ 高回転経営による、利益・財務体質の大幅改善。
≪ 3の矢 ≫
労働集約・属人化から解放された、現代的事業構造への「ビジネスアーキテクチャ変革」
(※2)
→分譲住宅という既存ビジネスフロー強化のみならず、ストック型ビジネスを新たな軸とした売上を構築拡大。
≪ 4の矢 ≫
業務速度と精度向上によるグループケーパビリティ
(※3)最大化「データ×経験知ハイブリッド活用文化へ」
→ 本体にて磨きこんだIT施策をグループ・加盟店へ横展開することで、シナジー増強。
≪ 5の矢 ≫
新しい検索基軸を導入した次世代ポータルサイトの開発により、「商品、ノウハウ、IT支援」だけでない、加盟店への「住宅購入見込み客送客機能」
→ 加盟店がビジネスを全面完結できるまでの強力な加盟価値をKEIAI.NETで提供可能に。

※1…主観にとらわれないデータに基づく意識決定
※2…ビジネス活動に必要な物理的に形のあるものや抽象的な概念などの構造を、論理的かつ体系的に表現するためのフレームワーク
※3…能力や才能という意味で、経営学においては企業が持つ、あるいは得意とする組織的な能力を指す言葉

不動産IT

■ケイアイスター不動産とは

「豊かで楽しく快適な暮らしの創造」を経営理念に、『高品質だけど低価格な住宅』の提供を行っています。地域密着型の総合不動産業として、関東を中心に1都8県(埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川、福岡、愛知)で多角的な事業を展開。新築戸建を中心として年間3,000棟以上の販売(※)。2019年3月期の売上高は1,031億円(※)。デザイン性を重視し「ケイアイフィット」「カーザスタイル」「テラス」等、価格帯の異なる商品や地域特性を考慮し、お客様のニーズに対応しています。今後さらに業績成長の加速を進めるため、ITをフル活用した経営戦略を実装し拡大を目指します。
また、昨今は女性管理職を積極的に登用し、多様な働き方の実践が評価を頂き「なでしこ銘柄」選定をはじめ様々な認定を頂きました。その他、外国人実習生の積極的な採用など、ダイバーシティ推進に注力しております。(※グループ連結数値)

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