営業職希望だった僕が施工監督としての道を選んだ
僕が入社した当時、新卒はジョブローテーション型の短期研修が実施されていました。配属に関わらず、営業・造成・建築施工のセクションの仕事について研修を通して学びました。営業職希望で入社し、配属も営業職でしたが研修を通して、施工監督の魅力に触れたことがきっかけで今では施工監督をしています。正直、営業職と迷いましたが建物の知識があった方が営業としても役に立つし、汗水流している姿もかっこいい。自分にとってプラスになるイメージができたので施工監督を選びました。
現場に出てからというもの、職人や業者とのやりとり、工程等、さまざまなことを同時進行で行わなければならないため、はじめは戸惑いましたね(笑)。何をしたらいいのか戸惑う僕に手を差し伸べ続けてくれたのが今の上司です。施工監督になりたての頃、10棟以上の多棟現場を任せてもらいました。なんとか上司や先輩に追いつきたくて、とにかく必死で仕事に打ち込んだんです。上司や先輩たちに教えてもらいながら、自分でも勉強して、現場からも知識を習得し、関係部署などたくさんの方々から知恵をもらっていました。いろんなことが全然通用せず、悔しくて、苦しかったのを覚えています。大変なことも沢山ありましたが、“一生かかって経験するようなことを3ヵ月で経験したんじゃないかな”と上司に言ってもらったことが忘れられません。その当時苦しかった時間がこの言葉ですべて報われたので、とても印象に残っています。どんな部署でもどんな仕事でも大変なことはあると思いますが、僕は経験させてもらったこと、任せてもらったこと、一緒に考えながら見守ってくれた上司と環境に感謝しています。