驚きの連続。なにかもが必死だった。
私は、学生時代に建築を専攻していました。その当時は商業施設や公共施設を計画し、設計したりしていましたね。そのため設計職を希望し、就職活動していた私でしたが、KEIAIに入社し、注文住宅を手掛ける施工監督になるとは夢にも思いませんでした(笑)。
実際に働いてみて、会社自体もそうですが、当社に関わる業者は器が大きいという印象があります。入社当時は、私みたいに現場の知識も知らない生意気な若手は相手にされないんじゃないかと正直思っていました。建築を学んできたとはいえ、実際の現場ではわからないことだらけで戸惑いました。現場で分からないことを、そのまま職人に聞いたり、調べたり、現地で確かめてみたり…と、とにかく時間が欲しかったです(笑)。
私はこの会社で注文住宅の施工監督から分譲住宅の施工監督と経験してきましたが、同じ監督でも注文と分譲は目の付け所が全然違うので驚きましたね。まずは圧倒的に現場数が違います。注文住宅の監督時代では経験したことのない現場数を毎日必死に回って、チェックするポイントを押さえて、工程の管理をして。分譲住宅の監督を担当し始めた頃は、職人との信頼関係が出来ていなかったので怒られたりすることもありました。自分の未熟さを痛感した瞬間でしたね。そんな私が今こうしてこの場にいられるのは、これまで携わってきてくれた職人たちのおかげですし、成長させてもらっています。それと私が成長できるように上司が今まで苦労してきてくださったおかげです(笑)。