青少年夢のかけはし事業

2018.02.28

平成30年2月24日(土)に本庄早稲田国際リサーチパークにて、埼玉県が主催する「埼玉県青少年夢のかけはし事業」の中で『建築デザイナーになりたい！』を開催いたしましたのでその様子をご紹介させていただきます。

「埼玉県青少年夢のかけはし事業」は埼玉県が平成23年から様々な分野で活躍する埼玉県にゆかりのある企業の社員を講師として開催する子供たち向けの職業体験教室です。

今回、募集人員25名に対して、埼玉県内の小学生からの応募総数は500名となり、当選倍率は25倍と高い競争率となりました。

そんな高い競争律の中から当選し、参加した子供たちは1日ケイアイスター不動産のデザイン課の社員として名札と名刺が配られ、特に人生初の自分の名刺に喜ぶ子供たちの姿がとても印象的でした。

職業体験の内容

当日には下記のスケジュールにて職業体験教室が実施されました。

【講義の内容①：デザインに必要な知識について講義】

・地域の環境、安全安心に考慮すること

・街並みへの配慮

・間取りの作り方(ゾーニング・日当り・家具の配置など)

・図面の縮尺やデザインの注意点

【講義内容②：実技】

・地域環境の把握(指定の地図から街並みの確認)

・住みたい家のコンセプトの書き出し

・地域環境に合わせた間取りの配置・ゾーニング(日当り・道路事情等)

・図面描きと家具の配置

・色塗り

・住宅模型作りと街並み作り

図面の描きだし

実技のときにはケイアイスター不動産のデザイナーたちがそれぞれのテーブルを回ってアドバイスを行ったり、子供たちからも積極的に質問が飛び交いました。

子供たちは事前に勉強した知識を基にプロのデザイナーも使用している三角スケールや定規を駆使し、思い思いの間取りができた後には色鉛筆を使って理想の間取りを綺麗に彩りました。

理想の間取りづくりにのぞむ子供たちの目は真剣そのもので夢中になって図面の描く姿に私たち社員一同も微笑ましく見ていました。

きれいな街並みをつくろう

それぞれの理想のお家が完成したら、次はそれぞれのお家を持ち寄って街並みづくりを行いました。

街並みづくりではお家を配置するだけではなく、植栽や車を配置してより細部までこだわったきれいな街並みへとなりました。

街が出来上がった後には子供たちはもちろん、付き添いの父兄で写真撮影を行っていたりなど好評の中で職業体験教室は終了となりました。