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プレスリリース

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ケイアイスター不動産グループに関連するプレスリリースの記事を掲載しています。

2017.12.18

全国各地の職人の健康状況を一括管理「みまもりサービス」試験運用を開始

~職人の安全を願い労働災害、死亡災害ゼロの継続を目指します~

関東を中心に不動産の販売を行うケイアイスター不動産株式会社(本社:埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二)は、この度アイフォーコム東京株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 加川 広志)が提供する「作業者みまもりサービス」を12月から半年間、試験運用することをお知らせ致します。

このサービスは、現場にいなくてもクラウドサーバを通じて職人の状況を管理・把握できるため、今まで難しかった職人の災害リスク回避を行い、労働災害、死亡災害ゼロの継続を目指していきます。

みまもりサービス

【背景】

作業現場写真
建設業は、製造業・鉱業など様々な産業の中でも【死亡】に繋がる災害が多く、平成28年の調査でも、死亡に繋がった災害件数が全体の約31.7%と過去3年連続ワーストワンを更新しています。

その原因の中でも約47%を占めているのが、転落・転倒です。(※)

建設業は高所で作業をする事が多く、慣れている職人であっても、ちょっとした気の緩みや焦りで命を落とし兼ねません。また転落・転倒だけでなく業種によっては屋外での作業の為、夏は熱中症、冬は低体温症などの発生リスクが高い環境でもあります。

商業施設の様な大きな現場では作業人数が多く、災害が起こった際は比較的早い段階で発見することができますが、戸建住宅などの現場の場合、職人が一人で作業することが多く、現場も広範囲に点在しているため、現場に入っている職人全ての労働環境や作業状態を常に把握することは容易ではありません。

当社では安全に作業が出来るよう、定期的に講師を招き、安全大会や勉強会を開催するなど安全には細心の注意を促していますが、万が一のことがあった場合は、災害に対する初動対応がとても重要です。このサービスを導入することで瞬時に職人の異常を発見することができるので、早期発見によるリスク回避の効果も期待できます。

※出典元 厚生労働省 平成28年における労働災害発生状況より

【作業者みまもりサービスとは】

見守り管理画面
職人の作業ベルトに、専用のセンサーをつけ労働環境や作業状態を把握します。このセンサーは、【温度・湿度】の外部環境と、職人の【傾き・振動・衝撃】を感知することができるもので、例えば職人が転倒した場合など、「大きな衝撃を感じた」、「傾いたまま動いていない」という状況をセンサーが感知し、その状況をアイフォーコム東京株式会社がもつクラウドサーバから当社の管理者にアラート通知で知らせる仕組みになっています。当社の管理者は、アラート通知を受け次第、早急に職人本人へ連絡を取る、もしくは最寄りの現場にいる監督が救援に向かいます。

外部の温度・湿度もリアルタイムで感知できるため、熱中症危険度など現場への的確な注意喚起も伝えることも可能になり、職人自身の安全意識を高めていくことにも繋がります。

一部の職人を対象に半年間の試験運用を実施していく予定ですが、労働災害ゼロ、死亡災害ゼロの継続を目指している当社では、これからも職人が安全に作業ができるよう様々な取り組みを積極的に導入していきます。

【関連資料】

アイフォーコム東京株式会社様【作業者みまもりサービス】関連ページhttp://www.iforcom.jp/product_mimamori.html